「日本航空株式会社(JAL)」にCAとして新卒入社が決まったMさん。CAを目指していたものの、良いエアラインスクールが見つからず迷っていた時に「CAコンシェルジュ」を紹介され、見学に来たその日に「ここだ!」と直感して入学を申し込まれました。今回はお母様に、内定までの道のりをお伺いしました。(聞き手:インタビュアー)
写真左)
内定者:Y・Mさん
内定先 : 日本航空株式会社(JAL)客室乗務員
全日本空輸株式会社(ANA)客室乗務員
ANAエアポートサービス グランドスタッフ
写真右)
Mさん お母様
最初から「はい、どうぞ」って。反対するつもりもありませんでした。
逆に「夢があっていいな」と思っていましたね。自分は何も考えずに生きて来たので。でも、本人は周囲からは他の職業を勧められることが多く、迷う気持ちはあったようです。
娘が「いいな」と思うなら、違う職業でもいいとは思ってました。
実際に企業研修へ行って帰って来て、楽しそうに話している時には「良かったね」と。自分が良いなと思った職業があったら「こういう職業もいいよね」という話はしていたんです。
小さい頃から見て来ているので「この子は大丈夫」と思っていました。
私の父も、娘が小さい頃に「この子はできる。将来すごく楽しみだね」と言っていたので、それがとても嬉しくて・・・・・・。だから小さい頃から、娘を信じて育ててきました。
いえ、実は私が飛行機に乗れないんです。揺れが怖くて、乗ると顔色がカメレオンみたいになるくらいで。でも母親が「乗れない」と言うと悪い先入観を持たせてしまうので、娘には絶対に言わないと決めていたんです。
娘が初めて高校の修学旅行で飛行機に乗ったとき、笑顔で送り出しながらドキドキしていました。帰ってきてから根掘り葉掘り聞いて「飛行機?大丈夫だったよ」と聞いてやっとホッとして、「実はお母さん乗れないのよ」と話しました。。
小さい頃からの夢だと分かってましたからね。私もこれまでCAさんに何人もお会いする縁があったんですが、偶然にもこの子が生まれて一番初めにお祝いに来てくれた方がCAさんだったのです。その方も含め、皆さん本当に素敵な女性で、「こんな素敵な女性に育つなら!」と思っていましたから、生まれた時からもう始まってたのかもねと主人と話したりしていました。
自分でも色々と探してはいたようですけど、他のスクールはちょっと難しいのではないかと感じていました。例えば大手のエアラインスクールだと生徒数が多いだけでなく、何人いるのかも分からない。その中で1番にならなければ合格しないわけですが、そんな状況で親として背中を押したとしても、1番にさせるところまで行けるだろうかと。本人には言いませんでしたけど。
だから、もし他のエアラインスクールに行きたいと言い出したら、どう導けば良いだろうかと考えたりしていました。
「良かった!」と思いました。第六感が働いたんです。ピーンと来て「あ、(ここなら)受かるな」って(笑)。
CAコンシェルジュを紹介してくださった娘のバイト先の先輩が通われていたそうで、紹介してくださったんです。その先輩は、その時もうすでにCAの内定をもらっていたので、娘も信頼を寄せて「同じところに通いたい」と思ったようでした。その日に決めるつもりなどなく、ただ見学に行っただけなのに、乾先生にお会いして先生の魅力に惹かれて、そのまま申し込みをしたほどです。
分からないですけど、そう思いました。娘も直感があったと言っていましたし、実際に行って、スクールの雰囲気や先生を見て、空気を感じた本人が良いと言っているわけですからね。娘が乾先生をとても気に入って「憧れの人を見つけた」と言いますし、私もお会いして乾先生がすごく好きになったんです。
娘は良い先生に出会う縁をもともと持っているんですけど、乾先生は娘とだけ話すのではなく、私ともしっかり話してくださいました。他のエアラインスクールの先生は、やはり親が一生懸命話しても「それは娘さんとお話しておきますね」と言われるので、親の気持ちが通じないもどかしさがありましたから。
「私もこの乾先生の授業を受けたい!」と思いました(笑)
乾先生の教え方にすごく納得できて。なかなか帰らないので娘に「早く帰って」と怒られたくらいです。30分ほど乾先生と娘と3人でお話させて頂いて、それで、ここなら任せられると確信しました。
そうなんです。高校時代からなのですが、銀行とか金融系が良いよ、と強く勧められたり、話し方や声が良いからそちらの仕事が合うよと言われたり。CAは向いてないとハッキリ言われたり。それでだんだん迷いが大きくなって行ったみたいです。確かに性格的には、きっちりと数字を合わせないとならない銀行のような仕事が娘には合っているので、言われるのは納得できるのですが・・・。
そうです。「CAは自分には合ってない。スクールにも行かない」と言い出した時がありました。スクールに通ううちに自分でも「性格が合ってない」と思い始めたようで、2~3回くらい、お休みしたことがあって・・・・・・。
もう、「私が代わりに行こうか!」というくらい。でも乾先生が「こんなに頑張ってるのに、ここでやめさせたりしないで下さい」と言ってくださって、ハッと気持ちを立て直すことができました。
就活の時期とも重なっていましたので、少しお休みを頂いて・・・・・・その間に乾先生がじっくり向き合って「こんなに大事に育てているのに、やめたいなんて言わないで」と娘に話してくださって。「そんなに自分のことを考えてくれているんだ」と目が覚めたようで、きちんと戻ることができたんです。
言わなかったです。ただ、面接に向けてスーツにアイロンかけて、靴を磨いて・・・・・・主人も一緒に磨いてくれて。親にできることはこれくらいしかないですから・・・・・・。
はい。娘が迷っているときにはすぐに連絡していました。仕事で慌ただしいんですけど、移動中などに時間ができたらすぐ連絡して「どうしたらいいですか?」と聞いていました。乾先生がとにかくうまく導いてくださると分かっていたので。
実は第一志望の試験の前日も自信をなくして、「試験には行けない」と言って泣くほどでした。でも乾先生が一晩お話してくださって、翌日はちゃんと行けたんです。
ただただ、乾乾先生と娘を信じて良かった!と思いました。
号泣しました。非通知で電話がかかってきて、外出先にいて最初は出られなかったんですけど、またすぐ掛けてきてくださって・・・・「内定!」と・・・・・・。普通は一度かかってきて取れなかったら、次の電話がかかるのは数日後だそうなのですが、出るまで繰り返しかけてくださるので、JALのその対応に感激しました。
電話を取った時はすぐにもう、大泣きでした。娘も、私達も。家が揺れたと思ったくらい(笑)
日頃もの静かで感情を表に出さない娘が号泣して、すぐに乾先生に電話を入れたら、乾先生まで一緒に号泣してくださって、「良かったね!先生も嬉しい!」と・・・・・・・。
娘が「どうしても」と言えば他社でもダメとは言いませんが、もしそう言われたら、その時は乾先生に相談しようと思っていました。娘の性格を見たうえで、JALが一番合っているよと言ってくださっていたので、その言葉を信じていましたから。もしもの時は乾先生と会議を開いたと思います(笑)
ここまで来て、後には引けませんから。強気で「がんばれ」「大丈夫」と言ってました。でも本当はそんなに強くはないんですけどね。
娘の頑張りと、乾先生の導きがあって、皆で取れた内定だと思っています。
ありましたね。私は仕事が忙しくて、娘が小さい頃も片手に娘、片手に電話というくらいで、寂しい思いをさせていたんです。だから早く成長して、「仕事と私、どっちを選ぶの?」と聞かれて「両方」と答えなきゃいけない、親としての苦しい気持ちを分かって欲しいと思っていました。
それがCAコンシェルジュに通って、内定を頂くまで成長して「今、分かったよ」と。
本当にそうです。昔はスクールに行くのも「朝起きれない~」なんて言っていたのに。面接が始まってからは、逆に私に「明日は朝6時だから起こして」と頼んで、きちんと起きて行っていました。ずっとまともに寝ずに面接準備をして、気が引き締まっていたのか、風邪ひとつひかずに乗り切りました。
体力的にも精神的にもきつかったはずなのですが、強くなったなあと思いましたね。その姿を見ていて「ああ、これは受かるな」と確信を持てました。
昔は「適当だな」と思っていたようですが、面接を受ける中で「考えてそう言ってるんだな」と・・・・・・。素直に「ありがとう」が出るようになりました。涙が出る思いです。
乾先生とのやり取りの中で気付くことがたくさんあって、それで理解できるようになってくれました。
授業を受けて帰ってくると、いつも楽しそうに授業内容や乾先生の話をしてくれるんです。私もそれを聞くのが本当に楽しみでした。楽しく過ごせるスクールで本当に良かったと思っています。
今では逆に、私が娘から怒られるくらい、しっかりしました(笑)
とにかく不安を口に出さないことですね。「なれる」と信じること。私も娘が不安になった時には繰り返し言っていました。「あなたは絶対CAになれるから大丈夫」と。
そして、本気でCAを目指す方には、悩むのではなく、とにかくすぐに乾先生に電話をして欲しい。会いに行って欲しいと思います。
大切なタイミングや縁は、絶対に逃したらダメなんです。それを皆様にお伝えしたいですね。
〜Mさん、お母様、本日はインタビューのご協力ありがとうございました。〜