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JAL 客室乗務員 内定 泉原さんお母様インタビュー

JAL 客室乗務員 内定 泉原さん お母様インタビュー

「日本航空株式会社(JAL)」にCAとして新卒入社が決まった泉原佑妃子(いずはら ゆいこ)さん(写真右)。当初は航空系の専門学校に通っていた佑妃子さんですが、ある出来事をきっかけに「CAコンシェルジュ」への入学を決断します。今回はお母様の弘子さん(写真左)に、それまでの道のりをお伺いいたしました。(聞き手:プロインタビュアー)

たとえCAになれなくても、娘をこのスクールに通わせたいと思いました。でも、まさか本当に合格してしまうとは・・・

インタビュー対象者

写真右)

内定者:泉原 佑妃子さん(21歳)
内定先 : 日本航空株式会社 客室乗務員(新卒)
出身校 : 自由が丘産能短期大学、スポーツ&航空ビジネス専門学校(中退)

写真左)

お母様:泉原 弘子さん(49歳)

Contents

大学を一浪して見つけたキャビンアテンダントへの夢。
応援してあげようと決めました。

佑妃子さんは小さい頃からCA(キャビンアテンダント)を目指していたんですか?
インタビューの様子

この子はずっとバレーボールに打ち込んでいましたから、私も主人も体育大学に進むものとばかり思っていました。佑妃子も最初のうちはそうだったんですよ。

でも、受験に失敗してアルバイトをしながら浪人生活を送っていくうちに突然「CAになりたい」と言い出したんです。

突然だったんですね。

アルバイトを通して接客業の楽しさに気付いたと言っていました。親戚にCAの方がいて、その方から聞いた話も影響しているんだと思います。

ご両親はすんなりと許可されたんですか?

私が佑妃子くらいの頃は「夢を追いかける」なんてことがまったくなくて。大学を卒業してOLになって結婚をして専業主婦に・・・・・・。これが、当然の流れだと思っていました。でも、佑妃子の「夢に向かって頑張っている姿」がすごくまぶしく感じたんです。自分に夢がなかったぶん、娘たちには好きなようにさせてあげたい、と思って反対はしませんでしたね。主人は学歴思考が強かったので説得するのに時間はかかりましたが。

そして、航空系の専門学校に入学されたんですね。
インタビューの様子

そうです。佑妃子が「こんな学校があるから、ここに行きたい」って見つけてきたんです。 私も一緒に体験入学に参加しましたよ。

校長先生とお話をして、「ここなら娘をまかせられる」と思って入学を許可しました。でも、いざ入学したらびっくり。私が話した校長先生は違う方になっていたんです。

経営が変わったということですか?

おそらくそうだと思います。もう、式典の最中は頭が真っ白でした。不安しかありませんでした。

佑妃子さんはどうだったんですか?

佑妃子は特に気にしていませんでした。それよりも憧れのCAに一歩近づけたということでニコニコしていましたね。最初の数か月は、それはそれは楽しそうに通っていましたよ。でも、あるときから佑妃子の態度がおかしくなったんです。

どんなふうにですか?

学校の先生から「あなたは容姿が良くないからCAになんてなれないわ」などと、ひどいことをたくさん言われるようになったそうです。次第に、佑妃子の顔から笑顔が消えていきました。この子、親の私が心配するくらいの自信家だったんですよ。それなのに「私はブスだから…」とか「どうせ私なんて…」と、だんだんふさぎ込んでいくようになったのです。もう、ここに通わせていたら佑妃子が佑妃子じゃなくなってしまうと思いました。

「うちの娘、そんなにダメですか?」
笑顔を取り戻させたい・・・その一心でした。

それからも佑妃子さんは学校に通い続けたんですか?
インタビューの様子

はい。毎朝、元気のない背中を見送るのが辛くてたまりませんでした。

だから一刻も早く次の佑妃子の居場所を見つけてあげなくちゃ、と思ってパソコンや雑誌でCAの学校を調べる日々が始まったんです。

それで「CAコンシェルジュ」を見つけたんですね。

どのように調べたら良いか初めは分からずにいたところ、インターネットで乾先生の学校を見つけたのです。私の勘が「これだ!」と言っていました。急いで電話をかけると、乾先生が出てくださったんです。優しくて上品な声の雰囲気に安心感を覚えました。「きっと素敵な方なんだろうな。会ってみたいな」と心から思って、さっそく佑妃子も交えて会う時間を作っていただきました。

乾先生と実際にお会いになって、どうでしたか?
インタビューの様子

思っていた通り、素敵な方でした。ここ最近の佑妃子の姿や学校の現状を話して、思わず「うちの娘ってこんなに言われるほどダメですか?」と聞いてしまったんです。

ところが乾先生は「そんなことありません。佑妃子さんはとっても素敵なお嬢さんですよ」と、まっすぐ目を見て話してくださいました。もうその瞬間に「この方についていけば間違いない」と確信したのです。

たとえCAになれなかったとしても、乾先生との出会いが佑妃子の人生に大きな影響を与えてくれるだろうと思いました。でも、私の気持ちは佑妃子には言いませんでした。

なぜですか?

私が発した言葉が、佑妃子の考えをひっぱってしまうかもしれないと思ったんです。「お母さんがこう言ったから、こっちが正しいのかも」と思ったら、それはもう佑妃子の考えではなくなってしまいます。だから、判断は佑妃子にまかせました。

結果、佑妃子さんも「CAコンシェルジュ」を選ばれたんですね。

そうです。佑妃子も「乾先生なら信頼できる」と言っていました。実際、乾先生と会う前と会った後では、佑妃子の表情がまったく違ったんですよ。それまでずっとうつむいていた佑妃子が、帰る頃にはまっすぐ前を向いて、笑顔で話せるようになっていたんですから。

乾先生にまかせれば間違いない―。
特別な応援は一切していません。

それからすぐ専門学校はお辞めになったのですか?
インタビューの様子

いいえ。乾先生から「うちのスクールは学歴にはなりません。万が一CAになれなかったとき、佑妃子さんの履歴書は高校卒業で止まってしまいます。

それにCAになるには少なからず学歴も必要ですから、もう少し決断を待ってください」と言われたんです。

そこまで考えてくださっていたんですね。

驚きますよね。学校のことじゃなくて、佑妃子自身の心配もしてくださっているんですから。それからしばらくして、通信の教育で短大卒業の資格をとってから、専門学校をやめさせたんです。

「CAコンシェルジュ」に通いながらだと大変だったでしょうね。

ええ。ただ、佑妃子が決めたことですから親は応援するだけです。乾先生には絶対的な信頼をおいていたので、特に不安になることもありませんでした。

佑妃子さんが航空会社の入社試験を受けられたときはどんなお気持ちでしたか?
スクール受講生とレッスンに励む佑妃子さん
		(右端)

スクール受講生とレッスンに励む佑妃子さん(右端)

正直に言いますと、まさか佑妃子がCAになるなんて思っていなかったんです。だから私は特別なことはまったくしていません。

最終面接でうまくいかないこともありましたが、佑妃子もへこたれずに頑張っていましたから、その姿を温かく見守ることくらいしか、親にはできないかなと思いました。

佑妃子さんも泣き言をいわなかったんですね。

ええ。自信家の佑妃子が戻ってきたな、と思いました。すべて乾先生のおかげです。家にいるよりもスクールにいるほうが時間が長かったくらいですから。きっと、乾先生が時には厳しく時には優しくご指導してくださったから、佑妃子らしく頑張ることができたのだと思います。

まさかのキャビンアテンダント内定通知。
いまだに信じられません。

そして、10月に「日本航空株式会社(JAL)」への新卒内定が決まったんですよね。
インタビューの様子

佑妃子から電話がかかってきたときはしばらく信じられませんでした。ずっと「嘘でしょ?」と連呼していたくらいです。

いつ「あの内定は間違いでした」と言われないかと、ビクビクしていました(笑)

今はどうですか?

今もまだ半信半疑です。佑妃子が制服を着て飛行機に乗っている姿をこの目で見届けるまでは、信じられないんだと思います。だって、それくらい奇跡に近いことなんですよ。

でも、その奇跡を叶えたのは佑妃子さん自身なんですよね。

乾先生と出会えたからです。乾先生の言葉を信じて良かったと本当に思います。「CAコンシェルジュ」は普通の学校と違ってアットホームなんですよね。乾先生は1対1で受講生と向き合ってくださるから、安心してまかせられるんです。確かに学校に通いながらこっちにも…となると金銭的には大変ですが、それ以上に得るものがありました。本当に、乾先生には感謝してもし足りません。

素敵な関係が築けたんですね。佑妃子さんはいつ入社されるんですか?
インタビューの様子

4月です。入社日は自分で選べるので昨年の秋からでも良かったのですが、乾先生が「今まで勉強ばかりでご家族と一緒に過ごす時間が少なかったでしょうから、4月からにしませんか」とおっしゃってくださったんです。

スクールって、やっぱり業績が必要ですよね。それを考えたら一刻も早く佑妃子が入社したほうがいいのに、そういうところまで私たち親子のことを考えてくださっているんです、乾先生は。

では、お母様は「CAコンシェルジュ」に決めて良かったと思いますか?

もちろんです。今の佑妃子は本当に毎日キラキラしていますから。「夢は思い続けると叶う」という言葉は本当なんだなってこと、乾先生と佑妃子から教えてもらいました。

お母様の支えがあって合格した泉原さん

〜泉原さん、お母様の弘子様、本日はインタビューのご協力ありがとうございました。〜

 

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