2社の客室乗務員から内定を獲得した中村未来さん(写真左)。
客室乗務員は特別な人がなる職業だと思い、幼い頃の夢をあきらめかけていました。しかし、乾先生に出会い、CAコンシェルジュで努力を重ねるうち「スターフライヤー」「IBEXエアラインズ」の客室乗務員に内定。ついに憧れを現実にすることができたのです。今回はお母様の千枝さん(右)にお話を伺いました。
(聞き手:プロインタビュアー)
写真左)
内定者:中村 未来さん(21歳)
内定先 : 株式会社スターフライヤー 客室乗務員(新卒)
IBEXエアラインズ株式会社 客室乗務員(新卒)
写真右)
お母様:中村 千枝さん(43歳)
驚きました。
というのも、それまで自主的に何かをやりたいと主張する子ではなかったので「絶対に行きたい」と自分から言ったことにびっくりしたんです。
このまま淡々と、一般的な企業に就職するものだと思い込んでいたのに・・・。
昔からCAへの憧れはあったみたいですが、乾先生と出会ったことで現実的な目標に変わったようです。日本経済新聞社のキャリア講座で講師をされていた乾先生にお会いし、「私のもとで勉強すれば、絶対にCAになれるよ」と言われたことが、娘の転機になりました。それまでは、単なる憧れでしかなかったんです。でも、先生に出会ったことで、本気で夢を追いかけてみたいと思ったんでしょうね。
大手のエアラインスクールを調べて資料請求をしてみたのですが、対応が機械的な感じでお返事も遅かったので不安になってしまって・・・。その点、CAコンシェルジュは「いつ会えますか? 早く会いましょう」と、すぐにスケジュールを設定してくれたんです。
レスポンスの良さや電話対応でのきめ細やかな気遣いが、入学する際の決め手になりました。
一人ひとりと真剣に向き合うアットホームなスクールだな、と思いました。乾先生は「こんな風に染めよう」ではなく「あなたはあなただから、自分らしく輝けるように」と指導してくださるんです。
中学、高校などと比べても、これまでで一番丁寧に娘のことを考えて指導してくださった学校だったと思います。親以外でここまで娘のことを心配してくれる方がいるのかと、本当に感動しました。
内気な性格だったのですが、驚くほど明るくなりました。身だしなみや立ち居振る舞いなど、色々なことを先生に教えていただいて、顔つきも変わってきたんです。
「アルバイト先で、お客様に接客態度や笑顔を褒められるようになった」と嬉しそうに話してくれるようになりました。レッスンから帰ってきても、新聞を切り抜いたり英語の勉強をしたり、常に自分を高めようとしているんですよね。
ええ。たとえば、食事に行ったときには背もたれにもたれず背筋を伸ばして座るんです。足の筋肉にも力を入れて、常に意識して美しい姿勢を保とうと努力していました。
スクールに通うまでは「娘にCAは向いていないのでは」と考えていたんですよ。おとなしい性格だし、留学経験もなく、英会話が得意なわけでもありませんし……。でも、スクールに通うようになってから、変わっていく娘の姿を見て「もしかして本当にCAになれるかもしれない」と私自身の気持ちも変化していきました。
なかなか険しい道のりでしたね。最初の頃は、試験が終わると泣きながら家に帰ってきていました。
一緒に学んできた仲間の内定が決まっていくなか、自分だけがなかなか決まらず取り残された気持ちになったみたいです。落ちるばかりの時期はすごく辛かったようで、試験の度に痩せていって・・・。
ところが、あるときから娘が試験に対して前向きになったんです。
そうなんです。娘の意識が変わったのは、試験を受け始めてから半年くらい経った4年生の夏頃からですね。自信がついてきて「私を採用しないなんて損だよね」と堂々と自己主張ができるまでに変わったんです。最後は「面接に行くのが楽しい」と言って出かけるほどでした。
乾先生にマンツーマンで対策を立ててもらい、深夜までかかって何度もご指導いただいた時間そのものが、娘の自信になったのだと思います。面接の練習も、幾度となく先生につきあってもらって……。「辛いときこそ頑張らないと次には進めない」といつも励ましてくださいました。添削もただ赤を入れるだけでなく、応援メッセージをつけてくださるので、娘も楽しんで机に向かっていたようです。ここまで娘が頑張れたのは、本当に乾先生のおかげです。
はい。CAとして内定が決まったときも、娘はきつかったとか辛かったとかではなく「先生と一緒にこんなに喜べた」というのが嬉しくて仕方がないようでした。私も本当に嬉しくて・・・。娘が辛いときは親も同じくらい辛いものですよね。
この子が内定をいただいたときに乾先生からもらったメッセージが、そんな親心とまったく同じだったんです。私たち親のことまで気遣ってくださる配慮はもちろん、我が子同然の気持ちで娘をご指導いただいているということが伝わってきて、改めて感動し目頭が熱くなりました。
将来のための先行投資だと思って、できるだけのことをしました。
試験を受けに行く時期になると交通費がかさむので「今月は外食を減らそう」とか「服を買うのをやめよう」とか、ほかのことを我慢していましたね。
娘が頑張っているのですから、親もそれくらいはしないと。
これ以上は望みません。うちの子が精神的に弱っていたときも、すぐに察して助けていただきました。
「こんなに手厚いサポートを全ての生徒に対してされるなんて大変なのでは」と、先生のお体が心配なくらいです。
卒業して就職してからも、あちこちの航空会社にスクールの卒業生の方がいらっしゃるので、親としては心強い限り。空でプチ同窓会みたいな素敵なことができるのは、少人数制で密度の濃い関係を築ける、このスクールならではだと思います。
親ができることって、結局応援しかないんですよね。目標に向かって進んでいく中で、落ち込むこともあると思うんです。
そんなときにほっとできるような場所を作ってあげたり、「いつもあなたのことを応援してるよ」というメッセージを伝え続けたりすることが、親の役割なのだと思います。
お子さんの夢を全力で応援してあげてください。
〜未来さん、お母様の千枝様、本日はインタビューのご協力ありがとうございました。〜