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客室乗務員に向いている人(適正・求められる能力)

客室乗務員に向いている人(適正・求められる能力)

最近では「キャビンアテンダント(CA)」と呼ばれる客室乗務員ですが、その職業に憧れ、CAになりたい!という夢を持つ方はまだまだ多くいらっしゃいます。では、客室乗務員として求められる能力や適性、向いている人というのはどのような要素を兼ね備えた人なのでしょうか。

客室乗務員に向いている人は、どんな人?

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客室乗務員になることは「私にはとても無理」と考えている方も多いかもしれませんが、心配することはありません。最初からすべてのことをすべて完璧にできる人はどこにもいません。体力的にも精神的にもタフさが要求される仕事であり、求められる資質は多いですが、まずは自分の得意なところを見つけて、さらにブラッシュアップしていくことが大切です。不得手と思うことは、そのまま放っておかないで、苦手意識を少しでも払拭できるように日々の生活や学習を見直し、自分を向上させることができれば、皆さん客室乗務員のスタート地点に立てています。

また、下の資質に1つでも当てはまるものがある方は客室乗務員に向いていると言えるでしょう。

接客が好き

接客が好き

客室乗務員は航空会社の顔として、お客様を安全に到着地までお届けし、また機内で快適な時間を過ごして頂くためにサービスをする役割を担っています。ですので、接客が好き!お客様に喜んで頂けること好き!ということが大切です。接客の経験が無くても、今、家族や友人の笑顔を見る為に、色々な考えを巡らせ、行動できれば、それは接客が好きな方だと言えると思います。

体力がある

体力がある(健康的)

国内線なら1日2往復(4便)、国際線なら12時間以上のフライトに耐えられる体力が求められます。また、いざという時にお客様をお守りするためにも体力は必要です。そのために、体力測定や水泳の試験をする航空会社もあります。体力測定では、握力や腹筋、踏み台昇降などが行われています。何かしらスポーツ経験がある客室乗務員が多いですし、ステイ(宿泊)先でもジムに行くなど体力維持に努めています。

自己管理力

自己管理力は客室乗務員に必要な能力

客室乗務員はシフト勤務であり、毎日の勤務時間もバラバラですので、時間管理がしっかりできることが大切です。国際線の場合、朝も昼も夜も関係なく、長時間フライトで疲れた体に重くのしかかるのが時差の問題です。時差を克服するために客室乗務員は色々な対策を立てています。また、海外でのステイや滞在時には、口にするフルーツや生水、生ものなどにも気を付けます。それらで感染症になり、入院することにもなりかねません。もし、体調がすぐれない時や病気になった場合には、すぐに上司に伝えなければなりません。自分の体のコンディションを見極め、「飛ばない勇気」を持つ決断を時には下さなければなりません。もし、無理をして乗務しても、フライト中に倒れでもしたら、結果的に一緒に働く仲間負担を大きくしてしまいます。自己管理が苦手で自分に甘い人は、この仕事を長く続けることは難しいでしょう。

要領の良さ

短いフライト時間の中で、すべてのお客様に平等にサービスするためには、優先順位を考えて行動できる要領の良さや、手際の良さが必要です。新聞や毛布などのリクエストへの対応、ドリンクやお食事のサービス、機内販売、お子様へのケア、機内アナウンス等、様々なサービスを行いながら、保安業務も合わせて行っています。短時間で密度の濃い仕事をこなしていける集中力も必要です

勉強する姿勢

勉強する姿勢

入社するとまず待ち受けているのが、厳しい新人訓練です。訓練の期間やプロセスは航空会社によって違いますが、日本の大手航空会社の場合、2カ月ほどの訓練が行われます。その間、客室乗務員として必要な基礎的知識と技能をしっかり身につけなければなりません。訓練の内容ごとに試験があります。訓練後、晴れて一人前の客室乗務員をしての乗務が始まりますが、その後も年に1回の緊急保安訓練をはじめ、アナウンス能力や英会話など、訓練と試験を繰り返しスキルアップしていかなければなりません。また、新しいプロダクト導入の際には色々な情報も変更されます。このように何かが変化している仕事ですので、入社後、2年ほどはだれもが「毎日が勉強」という状態です。 これまでの勉強に対する姿勢を評価するひとつに、筆記試験があります。筆記試験は中学校卒業程度の内容ですので、今からしっかり勉強をしてください。

仲間との協調(チームプレイ)

仲間との協調 チームワーク力

チームを組んで乗務する相手はフライトごとに変わります。ほぼ毎回「はじめまして」から仕事をします。時間の限られた中で初対面の方々とコミュニケーションをとって、いい仕事をしなければなりません。初めて会う方でも、人見知りせずお話しすることができる方、チームで何かをすることが好きな方は客室乗務員として楽しく働くことができるでしょう。

正しい日本語ときちんとした立居振舞

立ち居振る舞い 正しい日本語

客室乗務員をめざす人なら、自然と敬語や美しい立居振舞を身につけてほしいと思っています。普段から実践して慣れておくことがとても大切です。友達同士だけで通じる言葉遣いをしていないか、人前で失礼にあたる態度をとっていないかぜひ自己点検してみてください。オン・オフで使い分けても良いかもしれませんが、日常の立ち居振る舞いや態度・言葉遣いというものは、仕事中にもうっかり表れてしまったり、航空会社の受験面接でも見抜かれてしまうかもしれません。客室乗務員を目指すのであれば、普段から「自分が客室乗務員として働いている姿」をイメージして、心がけておいたほうが良いのではないでしょうか。

客室乗務員と航空業界のお仕事研究(参考コンテンツ)

元客室乗務員やグランドスタッフなど業界経験者が教えてくれる業界&お仕事研究コンテンツは、参考にこちらのページもぜひご覧ください。

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