皆さま、こんにちは。
来月にはJALの最終試験が行われますね。
そこで、本日は身体検査で気をつけるポイントをご紹介したいと思います。
航空会社の採用試験では、最終面接の前もしくは同じタイミングで身体検査が行われます。
一般的な健康診断でしょ?と思うかもしれませんが、航空会社では身体検査を理由に不採用となるほどの項目。
どこがそんなに重要なのか、特殊とされる項目ごとに気をつけるポイントを見ていきましょう。
①耳鼻科(インピーダンス)
聴覚検査とインピーダンス、内診があり、鼻から管のようなものを入れ、形状などをしっかりと診られます。
耳鼻科は客室乗務員としての適性の一つで、弱い人は適性なしとして不採用になることもあるようです。
鼻炎や花粉症の人は再検査となる場合が多いようですが、花粉症の客室乗務員もいますので安心してください。
心配な場合は、近くの耳鼻科であらかじめ検査を受けておくとよいと思います。
※インピーダンスとは?
インピーダンスは気圧の変化などで起こる「耳が詰まる」状態を起こし、正常に戻るかを検査するものです。
②腰椎
整形外科の中でも腰椎は特に詳しく検査されます。
何枚もレントゲンを撮られ、歪みや疾患がないかチェックされます。
耳鼻科と同じく、ヘルニアなど業務が遂行できないような問題が見つかった場合には不採用となります。
こちらも心配な場合は、あらかじめ受診しておくことをおすすめします。
③平衡感覚
目を瞑ったままその場で足踏みをする、片足を上げた状態でふらつきがないかをチェックすることで平衡感覚を検査します。
これは①②の項目とは違いある程度練習することで改善できますので、事前に課題を調べ自宅でやってみるといいでしょう。
客室乗務員は空の上という特殊な労働環境で働いています。
語学やコミュニケーションスキルの前に、心身ともに健康であることが大切。
しっかりと体調管理・健康管理に努め、身体検査を突破しましょう!